
再生医療(第3種):PRP療法
PRP therapy
PRP療法とは
PRP(Platelet-Rich Plasma:多血小板血漿)療法は、患者様ご自身の血液から抽出した血小板を濃縮した成分を用いる再生医療です。血小板には様々な成長因子が含まれており、これらが組織の修復や再生を促進します。
当院では、最新の遠心分離技術を用いて、高濃度かつ高純度のPRPを抽出し、注入治療を行っています。PRPは自己由来の成分であるため、アレルギー反応や拒絶反応のリスクがなく、安全性の高い治療法です。中高年者のPRPには、臍帯WJエクソソームを加えて、安定した結果を狙います。

治療プロセス
- 診察
医師による問診を行います。治療の目的や期待される効果について説明します。
- 採血
患者様ご自身の血液を採取します。
- PRPの抽出
遠心分離機を用いて血液から多血小板血漿(PRP)を抽出します。
- 注入
抽出したPRPを対象部位に注入します。症例に応じてWJエクソソームを追加します。
- 治療評価
経過観察を行い、問診および血液検査による治療効果を評価します。
