再生医療(第3種):NK細胞療法

再生医療(第3種):NK細胞療法

NK therapy
NK細胞療法とは

NK細胞療法は、患者様ご自身の体内に存在する免疫細胞の一種であるNK細胞(Natural Killer細胞)を活性化・増強させ、再び体内に戻すことで、免疫機能を高め、疾患の改善を図る治療法です。NK細胞は体内の異常を感知し、がん細胞やウイルス感染細胞などを直接攻撃する重要な役割を担っています。

当院では、特にがん再発予防に対して、NK細胞を用いた革新的な免疫治療を提供しています。従来の治療法では根本的な改善が難しい症例においても、自己の免疫力を活性化させることで、新たな治療の可能性が広がっています。

治療プロセス

  • 診察

    医師による問診およびカウンセリング

  • 採血

    お腹の皮下脂肪から少量の脂肪組織を採取

  • リンパ球の分離

    CPC(細胞培養加工施設)において培養を実施

  • NK細胞の投与

    点滴にて投与していきます

  • 治療評価

    治療前後の若返り効果を数値化し評価します

about this therapy

当院のNK細胞療法の特長

自然免疫の力を高める

NK細胞は、体内の異常な細胞を自ら見つけ出し、攻撃する能力を持つ自然免疫細胞です。NK細胞療法では、自然免疫機能を活性化させることで、自己免疫疾患に対する防御力を高め、体が本来持つ回復力を引き出します。

細胞レベルの若返り効果

NK細胞療法は、細胞レベルでの若返り効果が確認されています。特に皮膚線維芽細胞のSASP(老化因子)除去能力が高く、しみ、しわ、たるみの本質的な改善が期待できます。

個別化された免疫治療

患者様一人ひとりの体質や疾患の状態に応じて、NK細胞の培養や投与方法をカスタマイズすることが可能です。これにより、より高い治療効果と長期的な健康改善を目指す、個別化医療の実現をサポートします。